複雑家族
「アハハ。そうゆう意味で言ったわけじゃないさ。」

「そっそうなの」


私は思わず顔を真っ赤にしてしまった。


「入っていい?」

「ええ」

「じゃあ遠慮なく」


そう英斗君は言いながらベッドの中に入ってきた。私はおかしくなりそうだった。エッチしないのはわかっているけど。一緒に寝るってだけで。旦那(和馬)とだってめったに一緒に同じベッドで寝たりなんかしないのに。そして英斗君は私の隣に横になった。ドキドキ。何、いい歳して。





一緒に寝ているだけでドキドキしているんだろうと思った。相手が英斗君だから?私は英斗君に視線をむけた。英斗君は私の視線に気がついて私に視線をむけた。

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