複雑家族
私は風呂上がりでバスロールを着ていた
そして英斗君はソファーに座り本を読んでいるようだった
読書が好きなのだ
[ちなみに英斗の設定は、クールで無口。]


「かすみさん…いらしていたんですか?」


さっきまで気付いていなかったのか。
私に気がついた。
すると 英斗君は私に視線をむけて。
私の元へ駆け寄って来た。



「…」


英斗君は視線をそらすことなく。
私のことをじっと見つめていた。


「正直あなたのことを母親とはどうしても思えない」



「それってどうゆう意味で言っているの?」

「あなたをずっと一人の女性、いや。一人の女として」



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