☆先生☆
叶多の姉の牧子だった。久々に叶多に会いに来ていたのだった。


「来るなら連絡でもくれればよかったのに」


とボソッと呟きながら家に上がった。


「別にいいじゃない?それとも、彼女が泊まりに来るとか?」


からかいだした。


「何言ってるんだよ。はあー夕飯はどうする?」



台所に行って冷蔵庫を開けた


「勝手に作って?」


と煎餅をバリバリ食べていた


「勝手って、結局僕が作るのかよ」


カレーでいいと叶多は思った。

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