☆先生☆
叶多はカチカチに動けなかった。店の中はやらしい顔をしている男達とほぼ裸じゃないかと思うほどの下着姿の女の子達がたくさんいた。隣には優が


「ねぇ、そんな怒った顔しないでよ」


叶多はムスっとしていた。



「あんまり近づかないで」



彼女の服装も肌をかなり露出していてもうほとんど裸?という感じだった。叶多は少々ムラムラしていた。



「そんなことよりも。なぜこんなアルバイトをしているんだ。家はかなり裕福そうだし。わざわざこんなアルバイトをする必要ないだろ!?」



確かに


「お金がほしいからよ?」
「えっ!?」


優はちょっとムスっとしていた。


「確かに、私の家は充分すぎるくらい裕福よ。でもね、あいつらは私に学費以外、ほとんどお金を与えないの」

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