愛のカタチ
「や、火傷したぁ...」
光は水を出して手を冷やしていた。
お湯は沸いたみたいで、火は止まっていて、隣にインスタントコーヒーが入ったカップが2つ置いてある。
「大丈夫か?」
そう言いながら俺はカップにお湯を注いだ。
「うー。痛い。...って何やってんの?」
「氷探してんの。」
お湯を注ぎ終わった後、
痛いって言うから、勝手ながら冷凍庫の中を覗いているも、氷なんてものはどこにも見当たらない。