愛のカタチ

「...うち、氷なんてないよ。」




「は?」




振り返った先にいた光は、なぜか俺から目を逸らしていた。







何かを隠しているってことは、容易に想像出来た。





いったい何がこいつをこんな顔にさせるのだろう?






困ったような、悲しそうな。




それでいて、少し幸せそうな顔。




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