愛のカタチ

似てた。




なんとなくだけど、
そんなにはっきりと写真を見たわけじゃないけれど、2人の顔が似ていた気がした。





「あったよー。」




聞いて確かめてみようか考えていると、光が砂糖を持ってやってきた。










聞けなかった。




写真たてを倒しているのだって、なにか理由があるんだろうし。




何より、
離れてほしくなかった。




会ってすぐに気を許しすぎだとは自分でも思う。




でも、もうここ以外に俺の居場所なんてないから。




< 22 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop