恋愛禁止令
そして、僕はゆりの部屋に入った。



「翔君。」



ゆりはベッドの上に座っていた。僕はゆりの隣に座った。



「ゆり…ねえさんはさあ。彼氏とかいるの?」



ゆりは笑顔で



「いるよ。」



僕は彼女の言葉を聞いて、かなりショックだったが。ゆりは凄く嬉しそうだった。



「そう。」



恋愛禁止令も何も。僕はその場で失恋してしまった。


「これからも仲良くしようね!!!!!」



ゆりは僕と握手をしてくれた。



「それじゃあ、私。出掛けるから。」

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