恋愛禁止令
「え!!!!?」

「彼と会うの。試験勉強でなかなか会えなかったし。いつもより。少し帰宅するの遅いかもしれないわね。」



遅いってどうゆうことだよ。



「もしかして、相手の人と。やっちゃうの?」

「は?」



ゆりは僕に振り返った。



「セックスだよ!」

「それじゃあ、私。出掛けてくるね。」



スルーかよ!



「どこに行くの?」



僕はゆりに聞いた。



「今から彼氏とデートなの。」

「へえ。」

「久しぶりに会うから。少し遅くなるかも。」



ゆりはウィンクしながら言った。

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