18歳の女王様~うちらの選んだ道~
うちらは無言で店を出た。

すると「ごめん!!待って!!」
と声がした。

また何か言いたいわけ。。?

私はムカつきながらも足を止め振り返った。

「。。。何??」

しかしそこに立っていたのはさっき部屋に居なかったヤスだった。

トイレから帰ってきて私達が部屋に居なかったので追いかけてきたらしい。

「。。。。マジごめん!!」

ヤスはうちらに頭を下げた。

「お前ら最低!!!!」
それを見て綾ちゃんがヤスにキレた。

「。。。。本当最低!!」
私もさっきの怒りがおさまらずヤスにキレた。

「本当ごめん!俺、今日は本当は来る予定じゃなかったんだけどあいつらに無理矢理誘われて来たんだ。。だけどやっぱりこんな結果になって。。マジごめんなさい」

ヤスはその場で私達に土下座をした。

「ちょ。。やめてよ!」

「やめなよ!!」

いきなりの土下座に私達も驚いた。

「いや、マジ嫌な気分にさせちゃってごめん!」
そのままヤスはずっと謝り続けた。

「。。わかったからもうやめてよ!」

私は土下座しているヤスを立たせた。

「。。。。許してほしい」

「うん、別にヤスにはムカついてないから」

「だけど、あいつらは最低!」

綾ちゃんが言った。

「。。。うん裕達はいつも合コンすると持ち帰りする癖があってさ。。だから俺は嫌だからいつも断ってるんだけど。」


その時だった。

カラオケ屋から裕ちゃんがハルカの腰に手を回し出てきた。





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