18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「はぁ?何あれ!!」

私はムカついた。

「ハルカ!!!」
綾ちゃんが呼び止めた。

するとその声に2人が振り返る。

「ちょっとヤス!裕ちゃん連れてきてよ!」

「おう!!」

ヤスがハルカから裕ちゃんを離した。

私達もハルカのもとに向かう

「ちょっと!大丈夫?早く帰ろう!!」
私と綾ちゃんはそのままハルカの手を引っ張た

その時だった。。

「嫌だ!離してよ!!」

ハルカが私の手を振り払う。

「何でよ!帰るよ!」
酔っ払っているハルカの手をもう一度引っ張った。

するとハルカはまた私の手を振り払った。

「帰りたいなら勝手に帰ればいいじゃん!私はこれから裕ちゃんとホテル行くんだもん♪」

ハルカがニヤっと笑い、裕ちゃんの所に戻ろうとした。

。。こいつ何考えてるの?

するとそんなハルカ見て黙っていた綾ちゃんが言う。

「。。わかったわ!勝手にホテルでも行けば?」

冷たくハルカに怒鳴った。

「うん行くし!!自分が気に入った男いなかったからってひがまないでくれる♪」

ハルカも嫌味で言い返した。

「。。。ハルカ学習能力ないんだね?好きにして」

「はぁ?意味わかんないし!!じゃあバイバイ♪」

「。。。死ね」

そのまま綾ちゃんは目の前のタクシーに乗り込んでしまった。

「ちょっ!!綾ちゃん!!」

私は慌てて呼び止めたがハルカへの怒りがすごかったんだろう。。
タクシーは行ってしまった。。


残された私。

ハルカはそんなの関係なく私の事も無視して裕ちゃんの所に歩いて行った。

「裕ちゃん♪ホテル行こう♪」

「おー行くぞ♪」

そして裕ちゃんもヤスを無視し2人でホテル街へと消えて行ってしまった。。



< 106 / 551 >

この作品をシェア

pagetop