18歳の女王様~うちらの選んだ道~
コールが3回鳴ってすぐだった。

「はい?」
低くハスキーなヤスの声。

「あ、実花だけど。。今家に着いたんだ!」

「お、実花?わざわざ電話ありがとな」

「いや。。お金ありがとう!てか、これ返すから!」

「あはっ、いらねーよ!それ俺の気持ちだしさ」

「でもこんな事されても。。」

「いーじゃん!!今日は嫌な思いさせちゃったんだし」

「え。。じゃあ今度ご飯おごらせてよ!」

酒の力はすごかった。。

こんな事普段の私なら言えないよ。

「え?マジ?じゃあ楽しみにしてます♪」

「うん♪」

こんな会話をして電話を切った。

何となく今までの私にはない不思議な時間だった。。
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