18歳の女王様~うちらの選んだ道~
翌朝。

ブーブーブー。。

ずっとケータイのバイブが鳴っていた。

「。。うるさいなぁ」

私は画面を見ずに電話にでた。

「はい???」

私は少しキレ気味だった。

「あ、実花??あんた今どこいるの??」

聞きなれた声。

綾ちゃんだった。

「え?家だけど。。」

「あーなら良かったぁ。今日朝起きたら実花が居ないから慌てちゃったよ。」

「え、だって昨日綾ちゃんが勝手に一人で帰ったんでしょー」

「。。。う、うんごめんね」

「いや大丈夫だけどさ」

「昨日はタクシーで帰ってきたの?」

「うんそうだよ!ヤスがタクシー乗り場まで送ってくてれさ」

「ヤス??あの土下座の??」

「そうそう!!ヤス、すごい優しかったよ」

「ふーん。でももうあの連中とは関わらない方がいいよ」

「。。。うん」

私はなんか複雑な気持ちになった。

「てか、今日夕方から集合ね!!」

「うん!駅の前でいいの??」

「うん!じゃあまた♪」

電話を切ると私はシャワーを浴びた。
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