18歳の女王様~うちらの選んだ道~
カラオケに着き部屋に入ると綾ちゃんはすぐに生ビールを注文した。

「実花とハルカは?」

「私はクリームソーダにする」

「あ、私も♪」

注文をするとハルカがニコニコ笑みを浮かべだした。

「はぁ?ハルカどうしたの?」

「いやぁ別に♪」

嬉しそうに答えた。

絶対、裕ちゃんのことだ。

私は確信した。

その時だった。

「昨日、ヤッたの??」

直球だった。。

綾ちゃんの一言に私はあわてた。

するとハルカはさっきよりもニコニコ笑みを浮かべた。

「うん♪付き合っちゃった♪」

え。。。。??

幸せそうな顔で私達を見た。

「。。。。はぁ?マジで?」

私は慌てて聞いた。

「うん♪マジで♪」

再び幸せそうな顔で笑う。

それを見て綾ちゃんは黙ってタバコに火をつけた。

「え?だって昨日会ったばっかでしょ?」

私はもう一度聞いた。

「うんだって裕ちゃんタイプだったんだもん♪」

「えーありえねー」

「何で??私、会った瞬間に運命感じたんだ♪」

「。。。。あっそう」

笑うしかなかった。

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