18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「。。。。。ふぅ」
お茶を飲むと私は自然とため息をついた。

「どうだった?ヤス♪」

綾ちゃんはニコニコしながらタバコに火をつける。

「うーん。わかんない」

「はぁ?わかんないって何よ!」

「いや、正直私恋ってどんなものかわかんないんだもん。。」

「え?実花今まで好きになった人いないの?」

「うーん。。彼氏はいたけど本気で好きとかそんな気持ちじゃなかったなぁ」

綾ちゃんが驚く。

「えードキドキするとかさー!!ヤスに感じなかったわけ?」

「いや、確かにマリオよりはヤスのがいいなぁって思う」

「。。マリオって誰?」

「あっ!ヤスの友達。。マリオに似ててさ♪」

「あっそ。。そんでじゃあまた会いたいとか思う?」

「。。。うん会いたいって思う」

「へーそれが恋じゃん♪恋なんだよ!!」

綾ちゃんのテンションが上がる。。

「マジ?じゃあ私ヤスのこと好きだ!!」

「。。。あはっ、実花って単純だわ♪」

「え?何で?」

「いやぁ~♪まぁじゃあ実花はヤス!綾はつっちー!お互い両思いになれるように頑張ろうね♪」

「うん♪」

こんな感じで。。

恋の話しができる日が来るなんて思ってもなかったなぁ♪
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