18歳の女王様~うちらの選んだ道~
二人が待合室に入る。

「実花ナイス♪」
受け付けから店長がガッツポーズをする

「まぁね〜私の手にかかればチョロイもんですょ♪」

「おっ!じゃあ早くまたお客さん連れてきてよ」

「はーい♪」

そして私はまた駅に戻る。

人の流れはイイ。。

どんどんキャッチしよう。

そしてまた今度は一人でチラチラいろんな店を探し、歩いてくる40代くらいのオヤジが来た。

「。。これ行くわ」

私は確信し近づいた。

「イイ店ありますよ〜♪」
私はニコッと笑いオヤジに声をかけた。

「。。。それどこ」

ボソッとしゃべり足を止めた。

「店はもうすぐそこなんですけど♪今ならかわいい子いますょ〜」

「。。いくら?」

「コースにもよりますけど通常60分で10000円になります♪」

「。。うーん」

それを聞いてオヤジは少し考える。

「。。いいや、もうちょっと探してみる」

食いつきが悪い。

何がダメなのか。。

「なんか希望とかあるんですかぁ?♪」

私は行こうとするオヤジの足をさらに止めた。

「。。いや本番したいから」

オヤジはボソッと言った。

そっか。。綾ちゃんならイケるかも。

「うちの店、内緒で本番できる子いますけど?」

< 136 / 551 >

この作品をシェア

pagetop