18歳の女王様~うちらの選んだ道~
丁寧にマスカラをしてグロスを塗る。。

そして何度も鏡でメイクをチェックした。

髪型も。。

「。。。よしっ」

私はワクワクしながら席に戻った。

「あー実花!ケータイ鳴ってましたけどっ♪」

トイレから戻ると綾ちゃんが私にケータイを差し出した。

「えっ?マジ?」

ヤスかもしれない。。

ケータイを開く。

[着信あり]

「不在着信ヤス」

「。。。ヤスだぁ」

私はすぐにかけ直す。

プルルルル〜♪

「お〜い!!」
すぐに電話にでた。

「あっ、ごめん!電話気づかなかった。。」

「何だよ〜寒いのに〜俺今駅なんだけど、店わかんねーから迎えにきて♪」

「えっ?わかった!今行く!」

早いな。。

「ちょっと綾ちゃん!ヤス来たみたいだから迎えに行ってくる!」

「うん!そのまま帰って来なくてもいいよ♪」

「はぁ?バカじゃん!じゃあすぐ戻ってくるから♪」

私はコートを着ると駅に向かい走った。
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