18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「てか仕事の友達なんでしょ?皆って何の仕事してるの?」

「。。えっ」

ヤスの質問に私と綾ちゃんは固まる。

「えっとね。。ビラ配り」

私は答えた。

「ビラ?どんな店の?」

「。。キャバクラとかの」

私は微妙な嘘をついた。

「へぇ〜時給高そうだな!」

マリオが食いつく。

「いやそんな別に。。普通だよ」

「えっいくらなの?」

ヤスがに聞かれる。

「850円。。だよ」

また嘘をつく。。

綾ちゃんは何も言わず私の言葉に頷くだけ。

理恵さんも空気を読んで黙っていてくれた。

「へぇ〜てか普通に安いんだね!もっと高いのかと思った♪」

「まぁ。。うちら高校生だしさ」

「確かになぁ!でも楽しそうでいいな!」

「じゃあ今度ヤスそこ行こうぜ♪」

「おう♪実花に頼めば少しは安くなるんだろ?」

ヤバイ。。

「えっ。。まぁね!」

もうこの話しはやめてくれ。

その時だった

「てかさぁ〜二人は今彼女いないの?♪」

綾ちゃんが話しを変えてくれた。

はぁ。。助かった

「あっ、俺ら?いねーよ♪」

「マジ〜♪二人ともいるのかと思ったぁ〜♪」

よかった。。

綾ちゃんありがとう。。

< 154 / 551 >

この作品をシェア

pagetop