18歳の女王様~うちらの選んだ道~
ハルカとの電話が終わると私も制服の準備をした。

数えるくらいしか着ていない制服。。

綺麗なままクローゼットの中に。。

そして準備も終わると私はベットに倒れた。

「はぁ〜落ち着く。。」

久しぶりの家。。ずっと使っていたベット。

そのまま少し眠ることにした。

何時間経っただろう。。
ケータイのバイブで目が覚める。

[着信綾ちゃん]

「。。。はい?」

「あっ実花?まだ家?」

「あっうん。。」

「今日さぁ6時に店予約したからぁ♪後、ヤス達も来てくれるって♪」

「えっ本当?」

「うん♪だから今日は実花が主役なんだから楽しもうねー♪」

「うん♪ありがとうっ!あっ、ハルカにも連絡したんだった!」

「あっ、聞いた聞いたぁ♪」

「じゃあ今日5時半くらいに駅に待ち合わせとかでいい?」

「うんそうしょう♪じゃあ遅刻すんなよー」

「了解♪じゃあまた後でね♪」

「バイバーイ♪」

電話を切り時計を見るとすでに4時を過ぎていた。
「。。やばっ」

私は急いでメイク直しをする。

そして久しぶり髪の毛もコテで綺麗に巻いた。

「ね、ママ!髪型これで大丈夫かな?」

私はキッチンで料理をしているママに聞いた。

「あら起きたの?綺麗に巻けてるじゃない♪」

「本当?今日の主役だからさぁ♪」

「そうね♪」

「あっ、あとこれから出掛けるけど制服持って友達んちから学校行くから!」

「あらぁ。。そう」

「うん!明日ちゃんと先生と話してくる」

「うんわかったわ!」

この時、本当は学校辞めるって言いたかったけど。
可哀相で言えなかった。
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