18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そして準備が終わると私は大きな紙袋に制服と学校のスクールバックを入れた。

「。。これでいいや」

そして私は家をでた。

「いってきまーす♪」

「はい、いってらっしゃい!」

そのまますぐにタクシーを呼び駅に向かう。

きっとこんな姿をママに見られたら怪しまれるはず。

私は家からちょっと離れた場所でタクシーを待った。

そしてタクシーが来ると乗り込み駅に向かった。
プルルルル。。♪
綾ちゃんに電話をかけた。
「あっもしもし?今タクシー乗ったから!」

「了解!もうハルカとロータリーに居るから!」

「早いね〜わかった♪」

そしてすぐに私も駅に着いた。

タクシーを降りると綾ちゃんとハルカがタバコを吸っているのが見えた。
「お待たせ〜♪」

私は走り駆け寄った。

「おっ主役♪」

私に気付くとタバコを消してニッコリ笑った。

「てか実花までそんなに大荷物できたのー♪」

ハルカを見ると私とまったく同じ、紙袋に制服を詰めて持ってきていた。
「あはっ♪なんかうちら家出少女みたい♪」

「マジだぁ♪ウケるし♪」

「てかこんな荷物持って店行くの嫌だからそこのロッカー入れよ!」

「だね!んで、明日店で着替えて学校行けばいいしね。。」

「うんそうしょう」

そしてハルカと二人、駅のロッカーに紙袋を押し込んだ。
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