18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「やべっうまそう♪」

そしてヤスがみんなのグラスに注ぐ。。

「ほら実花♪」

「ありがとう♪」

「じゃあ俺が代表で!乾杯の言葉を♪」

ヤスがシャンパングラスを手に持った。

「実花!」

「。。はい」

私はヤスを見る。

「素敵な誕生日になりますように♪カンパーイ♪」

カチンッ♪

「みんなありがとう♪」

そのヤスの言葉に続きみんなも「おめでとう」と祝ってくれた。

「実花ちゃん、何歳になりましたかぁ?」

マリオが手をマイクのようにして私に質問をする
「17歳です。。♪」

私は店の人に聞こえないように小声で。

「うわぁ〜若いなぁ♪」

「うん♪」

「シャンパンのお味はどうですか?」

「すごくおいしいです♪」

「あれ?本当は飲んではいけない歳ですよね?」

「。。あはっ!」

マリオが面白おかしく質問をしてくれるので一気にテンションが上がった。

みんなもマリオの言葉に笑い盛り上がる。

「あっそういえば!」

ハルカと綾ちゃんがニコッと笑う。

「うん?何?」

「これ♪二人で選んだプレゼント♪」

綾ちゃんがバックからプレゼントを出して私に差し出してくれた。

「。。えっ本当に?」

「うん♪きっと気にいるよ♪開けてみて♪」

ハルカがうれしそうに言った。

私はすぐに袋を開けた。
そこにはTIFFANYの箱が入っていた。

「。。。えっこれ本当に?」

中を開けるとかわいいテディベアのネックレスが入っていた。

「かわいいでしょ?♪」

綾ちゃんが言った。

「うん。。すごいうれしい♪」

私はすごくうれしかった。

「よかったぁ♪」

「高いのに。。本当ありがとうぉ」

「いーの♪特別な日なんだから♪」

綾ちゃんもハルカも私が喜んでいるのを見てうれしそうだった。
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