18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「てか早くヤスは新しい恋しろよ!めんどくせー」

ずっと聞いていたマリオが言った。

「いや俺だって常に恋はしてたいけどさ、なんかカワイイ子とか見て、いいなぁとかは思ったりするんだけど好きにはならないんだよね。。」


「へぇ〜それはなんで?」
ハルカが聞いた。

「いや、多分無意識に元カノと比べたりしちゃってるのかもしれない」

「だからそれが未練なんだろ!」

マリオが言った。

「うーん。俺的には別にもう元カノと戻りたいとかは考えてねーよ」

「でもそうやってずっと想い出に浸ってるから前に進めないんだよ」

「別に浸ってるわけじゃねーし」

「でも俺から見たら未練タラタラだわ!」

ヤスとマリオが喧嘩口調になっていく。

「いやいいじゃん!そのくらいヤスは本気で恋愛してたってことだもん」

私は二人の中に割り込んだ。

「。。。ごめん」

マリオがあやまる。

「ごめん、今日実花の誕生日なのに。。」

ヤスもあやまった。

「いや全然大丈夫だよ!」

そしてシャンパンを一気飲みした。。

本当は全然大丈夫なんかじゃなかった。。

ヤスの言葉や気持ちにヤキモチを妬いていた。。
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