18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そしてヤスに応援された虚しさも。。

本当はヤスの側に居たいんだけどなぁ。

それから結局店が閉店するまで飲んだ。

「あ〜やべぇマジ酔っ払いだわ」

マリオが水を一気飲みする。

ハルカも酔っ払っているのか、足元がフラついていた。

「おい!大丈夫かぁ?行くぞ〜」

ヤスがマリオの肩を叩く。

私と綾ちゃんも店を出た。

「今日は本当ありがとう!楽しかった。。」

私はヤスとマリオにお礼を言った。

「おう♪俺も楽しかった!プーさん捨てるなよ〜」

「うん捨てないよ!本当にうれしかったから。。。」

「そっか!ならこいつも幸せだなぁ♪」

ヤスが私の抱いているプーさんの頭をポンポンとした。

「じゃあまた飲もうぜっ♪」

「うん♪」

そしてヤスとマリオは駅に向かい帰って行った。
私はハルカと綾ちゃんの所に戻る。

「じゃあ。。うちらも帰ろう!」

「うん!」

綾ちゃんがニコニコ笑った。

「えっ、どうしてそんな楽しそうなの?」

私は聞いた。

「。。いや別に♪」

「えっ何よー!!」

「なんかヤスって実花を見る目が子供も見るような感じで接してるからさぁ♪」

「。。それ最悪」

「あはっ♪綾から見たらなんかほのぼのするよ」

「嫌だ!私、子供じゃないもん。。」

「はいはい!すいません♪」

「。。。もう」

そして歩いて三人で店に向かった。

ハルカは酔っ払い歩きながら眠っている。

「ハルカ大丈夫かなぁ?明日学校行くのにー」

「あっ、学校行くんだけ?でもこの様子じゃ朝起きないんじゃない?」

「えっ〜困る〜!」

結局店に着くとハルカはそのまま倒れ眠った。。
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