18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「綾ね。。つっちーの側に入れるなら別にお金なんて全部出してあげてもいいと思ってるの」

「。。。う、うん」

「でも綾が悪かったのかなぁ。。」

「うん?」

「なんかさぁ昔はね、つっちーが綾や後輩みんなのお金を払ってくれてたんだけどさぁ。。」

「。。うん」

「今はなんかね、綾が払うのが当たり前って感じでさぁ。。でも別にね、お金なんて綾はどうでもいいの!そうじゃなくて。。。最近よく遊ぼうって誘われるのも全部お金なのかなぁとか思っちゃってさ。。」

「。。そっかぁ」

何も言えなかった。

私も綾ちゃんにお金出してもらってる。。

「それでも別にね綾はつっちーに会えればそれでよかったんだけどさぁ。。。最近はさぁよくホテルにも行くんだ。。」

。。体の関係??

「。。えっ付き合ったの?」

「付き合ってたらこんなことで悩まないよ。。」

「。。。そっか」

「。。なんかさぁ今のこの曖昧な関係がすごい辛くて。。」

グスン。。

綾ちゃんが泣いている。
「。。ごめん」

私からでた言葉。

全然気付いてあげれなかった。

「。。なんで実花があやまるのよぉ。。でも自分が全部いけないのはわかってる、綾はつっちーとの時間をお金で買ってたんだもん。。」

「。。そんな事ないでしょ?」

「いや、買ってたよ。もっと側に居たいって思っちゃうんだもん。。」

。。綾ちゃん

私も側に居たいと思う気持ちは痛いほどわかる。
だから。。聞いてるのが辛い
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