18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「しかも聞いてよ、ホテル代も綾が払ったり。。。。本当自分がバカだと思うよ」

「。。。えっ、それはどうして?」

「綾はね、ずっとつっちーが大好きでだから隣に居るだけでも満足だったのに。。。前に酔っ払た勢いでつっちーが綾にキスしてきたんだ。。」

「うん。。」

「そしたらさぁ。。もっとつっちーに触れたいって思っちゃって、ホテルに行こうって言われたから。。綾は嬉しくて」

「。。うん」

「でもさぁ悲しいのが気持ちが違うんだよね。。」

「。。どういう事?」

「。。綾はね、つっちーが大好きだから本当にその時間が幸せだった。。けどさぁつっちーからしたら綾はただの女友達の一人だもん。。」

「でも、つっちーも綾ちゃんを想ってのことかもしれないじゃん。。」

「。。あはっそう言ってくれるの実花だけだよぉ」

「。。どうして?」

「つっちーはね、綾の友達ともそういうことしてんだよ。。」

「えっ。。嘘」

私はもう意味がまったくわからなかった。。

「だからさぁ綾がいくらつっちーとホテルに行ったからって『付き合って』なんて絶対に言えないの。。」

「。。。どうして?」

「。。うーん、そしたら多分友達としてももう居てくれないんじゃないかなぁ。。」

「。。意味が全然わかんないよ」

「。。なんて言うかさぁ、それ以上は求めちゃいけないって言うか。。それが暗黙のルールなんだよ」
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