18歳の女王様~うちらの選んだ道~
それはハルカが出て行ってから3時間が経ったころだった。。

私は駅前のロータリーでキャッチをしていた。

するとタクシー乗り場で降りてくるハルカの姿。

「あっ。。!帰ってきた♪」

私はハルカを見つけるとすぐに駆け寄った。

きっとこれから嫌ってほどノロケ話しでもされるんだろう。。

そんな感じでワクワクしていた。

「ハルカ~♪待ってたよぉ~」

すると想像をしてなかったハルカの暗い表情。。

私はすぐにその変化に気づいた。

「えっ。。どうしたの?そんな暗い顔して。。」

「。。。。なんか」

「えっ?何?」

ハルカの心細い声に私は不安になった。。。

「裕ちゃんにちゃんと報告したんでしょ??」

私は確認するように聞いた。

「うん。。。」

「じゃあ何でそんなに暗いの。。?」

「だって。。。」

今にも泣き出しそうな声だった。。

私はすぐにハルカと店に戻った。

一体どうしたんだろう。。。?


店に着くと私は待機部屋にハルカを座らせた。


「。。。綾ちゃんは今仕事中みたいだね」

私はボソッと言った。

その言葉にハルカは何も言わず無言だった。



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