18歳の女王様~うちらの選んだ道~
私はその気まずい空気に耐えられず一人部屋をでた。

「はぁ。。どうしたんだろう」

店の階段の踊り場で大きく深呼吸をした。

想像もしてなかったハルカの姿。

本当は心配で側に居てあげたいのに。。私が一番不安になっていた

だけどハルカの居る部屋には戻れずに私は綾ちゃんが終わるのを店のフロントに座り待っていた。

「実花どうしたんだよ?早くまたお客さんキャッチしてきてよ!」

店長が言った。

「え。。今は無理」

「何が無理なんだよ~今日お客さん少ないんだから頼むよ~」

「わかったよ!後でいっぱい連れてくるから綾ちゃんが終わるまでここに居させて!」

すると店長がフロントにあるタイマー時計を確認した。

「うーん綾はあと8分で終わるぞ!」

「あっ本当?早く終わらないかなぁ。。」

「何か用事でもあるのか?」

「うん。。。ちょっとね」

「そっかぁ。。」

私のいつもと違う様子に店長もそれ以上何も言わなかった。

そして8分が経つ。。

お客さんを送りにカーテン越しに綾ちゃんが出てくる。

「ありがとうございましたぁ♪」

店長もフロントから挨拶をする。

「またお待ちしてます♪」

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