18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そしてお客さんがエレベーターに乗り帰ったのを確認すると私はすぐに綾ちゃんに駆け寄った。

「。。。綾ちゃん!!」

私の不安な顔に綾ちゃんが気づいた。

「。。。何かあった?」

「。。。うん」

私は待機部屋を指さした。

「えっ、ハルカ居るの??」

「。。。うん」

綾ちゃんは驚いていた。

「。。。何かあったの?」

「うん。。何かあったみたい」

「悪いことでも。。?」

「いやわからないんだけど。。駅で話しかけた時からもう暗かった」

「えっまさか裕ちゃんに何か言われたのかな。。?」

「うんそれしか思いつかない。。」

「本当に。。。?」

すると綾ちゃんはハルカの居る待機部屋のドアを開けた。

「よっ♪もうお帰り~??」

綾ちゃんは明るく話しかけた。

「。。。うん」

「えっ何でそんなに暗いわけ?」

そこにはさっきと同じ暗い表情をしたハルカの姿。

その時だった。。。

「も。。もう。。どうしていいのかわからない。。」

ハルカがいきなり泣いた。
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