18歳の女王様~うちらの選んだ道~
業者の男が名刺を店長に渡す。


「いや聞いてなかったですね。。看板変えるんですか?」



「はい一応そう言われて来ました」



「あっ。。わかりました」



「では、店の名前が入ってる看板はこれだけで大丈夫ですよね?」



「はい。。。」



「わかりました!それでは作業に入らせていただきますので。。」



「はい。。。」



そしてその業者の人達は脚立に乗り看板を変える作業に入った。



「何これ。。名前変わるんだ。。」



私はあまりの展開の速さにびっくりした。



「そうみたいだな。。完全にリニューアルするみたい。。」



そしてタイミングよく店に新しい社長からの電話が鳴った。。



「おはようさん!もう看板の作業員の人達は来てるかな?」



「はい。。来ました」



私が電話にでた。



「おっ、その声は実花だな?これから頑張れよ!!俺の店で♪」



不気味に笑う社長の声。。



「。。。。」



「あっ、今日から電話に出るときはもっと元気良く!『エンジェル』です♪って言ってくれよ♪」



「エンジェル。。?」



「そう今日からこの店の名前だ!!」



「。。。。はい」



「どうだ?かわいくてイイ名前だろう?」



「。。。そうですね」



「。。。ったく元気ないな!いいか?今日からは俺のやり方でやってもらうからな!」



「。。。はい」



「おっ、そう言えば綾は今何してる?」



「今は仕事中です。。」



「そっかそっか!綾にも頑張ってもらわないと。。今のままの売り上げで満足されちゃ困るからな!」



「。。。。はい」



「実花もだぞ?キャッチの代わりはいくらでもいるんだからな?」




「。。。。はい」



すでに復讐は始まっているのか。。。


嫌味に笑う声がものすごく怖かった。。



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