18歳の女王様~うちらの選んだ道~
その時だった。。


プルルルー。。



〔着信 綾ちゃん〕


「あっ。。。」



すっかり昨日のこと忘れていた。



「誰。。。?」



「綾ちゃん。。。」



気まずそうにする私にハルカが言った。



プルルルー。。。



「何かあったの?」



「いや、昨日ちょっと。。言いすぎちゃって」



「喧嘩でもしたの?」



「いや、喧嘩ではないんだけどさぁ」



「なら出たほうがいいんじゃない?」



「。。。そうだよね」



そして私は電話に出た。



「もしもーし。。?」



いつもよりも少し緊張しながら



「あっ、やっと出た!!」



綾ちゃんがため息をつきながら言った。



「ご、ごめん。。」



「ごめんじゃないよー心配したんだからね!!」



「う、うん。。」




「それで、今どこにいるの?」



「今?今は。。ハルカの家だよ」



「ハルカの家?何かあったの?」



「うん。。ちょっとさぁ」



「そう。。綾も今から行ってもいいかなぁ?」



「えっ?うんわかった」



「じゃあ今から向かうね!」



そして電話を切った。


何かを感じたんだろ。。
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