18歳の女王様~うちらの選んだ道~
すると綾ちゃんがコンビニの袋をテーブルの上に置いた。



「あーこんなにいっぱいお菓子とかアイスとか。。買いすぎだよ!!」



「いやだって実花もハルカもお腹すいてると思ったからさぁ♪」



「あはっ♪でも嬉しい♪」



「ありがとう♪」



そして私達はお菓子を食べながらくつろいだ。



綾ちゃんとの昨日の気まずさはもう無かった。。



綾ちゃんがいつも通りに接してくれたから



いつの間にかいつもの私だった。




「。。。イタッ」



ハルカが急に腕を触る



「えっ何?」



そんなハルカに綾ちゃんがすぐにハルカの服をめくった。



「ハルカ。。。これ何よ!!!」



「いや。。」



昨日の根性焼きの痕が炎症しているのか真っ赤になっていた



あまりの痛そうな腕を見て、私は一瞬目をそらした。



「あんた。。何してんのよ?」



綾ちゃんが悲しそうな顔をしてハルカを見つめた。




「。。。ごめんなさい」



そしてハルカは謝ると服の袖を下ろした。



「ごめんなさいじゃなくて。。何でこんなことしたの??」



傷ついたハルカの腕に。。。



綾ちゃんは涙を浮かべた。。



そしてそんな綾ちゃんを見て、ハルカもまた目頭が熱くなった。。



「綾ちゃん!ハルカの話を聞いてあげて。。」



私は綾ちゃんを見つめた。


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