18歳の女王様~うちらの選んだ道~
愛から憎しみへ
「これから。。どうしようかなぁ」
涙声でハルカが呟いた。
「。。。うん?」
私と綾ちゃんが返事をした。
「この家を出ようと思ってるからさぁ。。」
「ハルカ、一人暮らししようと思ってるの?」
「うん。。この家には居られないしさぁ。。子供ができたなんて親に言ったら」
「そっかぁ。。」
ハルカの親のことは私も綾ちゃんも知っている。
「なんか、これから本当に一人になっちゃうなぁ。。赤ちゃんは居るけどさぁ」
ハルカが切なそうに下をうつむく。
「そんなこと言わないでよ。。」
「そうだよ。。ハルカの気持ちは綾にもすごくわかるから。。」
「ありがとう。。」
「でもこれからお金も必要になるね。。」
「うん、出産費用とかね。。いくらかかるんだろう」
「病院によるけどさぁ、30万円くらいじゃない?」
「そっかぁ、30万円かぁ。。」
「ハルカ今いくらある?貯金は。。ないよね?」
私は聞いた。
するとハルカは部屋の引き出しから封筒を取り出した。
「今あるのはこれだけ。。。」
ハルカが封筒に入ったお金を出す。
「。。。これ?ハルカどうしたの?」
「私裕ちゃんと付き合ってからあんまり自分の欲しい物買ってなかったからさぁ」
そこには無造作に出された50枚ほどの一万円札。
涙声でハルカが呟いた。
「。。。うん?」
私と綾ちゃんが返事をした。
「この家を出ようと思ってるからさぁ。。」
「ハルカ、一人暮らししようと思ってるの?」
「うん。。この家には居られないしさぁ。。子供ができたなんて親に言ったら」
「そっかぁ。。」
ハルカの親のことは私も綾ちゃんも知っている。
「なんか、これから本当に一人になっちゃうなぁ。。赤ちゃんは居るけどさぁ」
ハルカが切なそうに下をうつむく。
「そんなこと言わないでよ。。」
「そうだよ。。ハルカの気持ちは綾にもすごくわかるから。。」
「ありがとう。。」
「でもこれからお金も必要になるね。。」
「うん、出産費用とかね。。いくらかかるんだろう」
「病院によるけどさぁ、30万円くらいじゃない?」
「そっかぁ、30万円かぁ。。」
「ハルカ今いくらある?貯金は。。ないよね?」
私は聞いた。
するとハルカは部屋の引き出しから封筒を取り出した。
「今あるのはこれだけ。。。」
ハルカが封筒に入ったお金を出す。
「。。。これ?ハルカどうしたの?」
「私裕ちゃんと付き合ってからあんまり自分の欲しい物買ってなかったからさぁ」
そこには無造作に出された50枚ほどの一万円札。