18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そして私と綾ちゃんはハルカといろいろ話し合った後、仕事のため店に向かった。




「それじゃあ仕事行くから!!」




「うん二人とも本当にありがとう」




「また、何かあったら電話してね」



「うんありがとう!」



タクシーの中。。




私はいろいろ考えていた。



どんなに考えてもハルカの立場になって考えてあげられない。



もしお腹に赤ちゃんが居たら。。



それを一人で産んで育てる。。。



お金も全て全部自分で稼がないといけない。。



自分だったら何一つできないんじゃないか。。



そう思うとハルカの覚悟と、辛さがものすごく伝わった。。



だって私はそれ一つも経験がないからだ。。



だけど、やっぱり「お金」があれば幸せになれると思える。。



どんな綺麗な言葉より。。



生活するための、生きていくための「お金」



私達はお金で心を満たして幸せと思えた。



好きなものを迷わず買える快感。。



食べたいものを好きなだけ食べれる満足。。



それが自分達の幸せにつながっていたんだ。。
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