18歳の女王様~うちらの選んだ道~
私は考えが決まると、ボソっと呟いた。



「ねぇ綾ちゃん。。私、これからハルカのために貯金したいと思う。。」



普通の人が聞いたらバカだと思うだろう。。



お金でしか救えないのか?って思われるかもしれない。。



だけどやっぱり「お金」があれば満たされるんだよ。。



幸せになれるんだよ。。ねぇ?




「綾も考えてた、実花と同じ気持ちだよ。。」




綾ちゃんが言った。




「ありがとう。。」




「綾も「お金」で感じた幸せはたくさんあるから。。」



「うん、一緒だよ」




そして私達はこれからハルカのために協力することにした。



店に着くと新しい看板が、おかえりと待っていた。



新しい社長の鳥かごの中のように。。



だけど、自由に飛んでやるって。。気持ちを隠して



私達はハルカのために。。



もちろん自分達の幸せのためにも。。
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