18歳の女王様～うちらの選んだ道～

「はい？誰？」



最初から喧嘩口調な態度。




私はものすごく不安になった。




すると綾ちゃんの態度が変わる。




「はぁ？別に逃げてなんてねーよ！じゃあ明日行ってやるよ」




その言葉に私もハルカも顔を見合わせ青ざめた。




「やばくない？？」




「うん絶対裕ちゃんだよね。。」




そんなうちらの不安をよそに、綾ちゃんはドンドン怒りが増してきた。




「てめー覚えとけよ！こんな汚いやり方しやがって！」




タバコに火をつけイライラしている。




「どうしよう。。実花怖いよぉ」




そんな綾ちゃんを見てハルカが私に抱きついた。



「大丈夫だよ。。」



本当は私もそんな風に思えなかったけどハルカを落ち着かせるために言った。




するといつの間にか綾ちゃんが電話を切っていた。



だけど、カナリイライラしている様子。。



話しかけられなかった。



タバコを吸ってはすぐに火をつけまた消して。。




その繰り返しだ。。