18歳の女王様~うちらの選んだ道~
こんな事、綾ちゃんが知ったら絶対悲しむ。




「俺達は明後日、つっちーの事飛行場に送るんだけど。。綾来るかなぁ?」




「えっわかんない!でも行きたいと思う!!」




「だよな。じゃあ連れて行くか。」




「うんお願い。。」




そんな会話をしている時だった。




「実花!遅いよ~」



トイレからなかなか帰って来ない私を見に、綾ちゃんが来た。




私はその声にドキっとした。




すると。。




「おう綾!!」



後輩が話しかけた。




「あっ、何でこんな所にいるのぉ♪」



綾ちゃんも後輩に気づき私達のところにきた。




「いや、今トイレ行こうとしたらたまたまバッタリ会って。。」




私は言った。




「そう!実花ちゃんが俺の顔ずっと見てくるからさぁ♪」




「あはっ。。」




「てか、つっちーも一緒なの??」




綾ちゃんが言った。




私はさっきの話を綾ちゃんが知ったら。。と思うと何も言えなかった。





すると。。




「てか綾!つっちー帰国するの少し早くなったんだよ。。」




後輩が言った。




その言葉に綾ちゃんの顔が一瞬固まった。




「えっ。。いつ?」




「。。。明後日」





「。。。明後日??」




「おう。。」



私はその場から逃げ出したいくらい。。綾ちゃんの気持ちを思うと辛かった。
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