18歳の女王様~うちらの選んだ道~
その返事にハルカの覚悟を感じた。

「。。。。でも、どうやって?」

「とりあえず私、ケータイは解約する。それで当分あの町には行かない」

「でもそれだけじゃ。。。」

「絶対逃げる!!あんなクソ男に払う金なんて一円もないから!!」

さっきのハルカとは違い怒りで満ち溢れていた。

「できることあれば協力する!!」

この瞬間、私もハルカのために覚悟を決めた。

あんな汚いことする大人に、好きなことさせてたまるか。

その時シャワーを浴びて出てきた綾ちゃんが部屋に入ってきた。

私は綾ちゃんに全てを話した。

そして私から電話を奪った。

「ハルカ?あんたが決めたことは。。本当に危険なことだよ。だけど。。私も協力するから!しばらくはこの町には近づかないで!」

綾ちゃんも私と同じ気持ちだった。。

「二人とも。。本当ありがとう」

ハルカが涙いっぱいの声で返事をした。

この時、より3人の絆が深まったんだ。。。
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