18歳の女王様~うちらの選んだ道~
するとすぐに綾ちゃんが電話をした。

「あ、裕くん?綾~♪今何してんの?暇なんですけどー」

それから5分くらい楽しそうに話していた。

「うんわかった♪じゃあ待ってる♪バイバーイ」

電話を切ると綾ちゃんが言った。

「今相手も4人で暇してたみたい!これから渋谷まで来てくれるってさ♪」

「いえーい♪」

ハルカが嬉しそうにはしゃいだ。

すると。。。

「あ、でもちなみに顔は綾まったく覚えてないんだよね。。。」

「え?どー言うこと?」

私は笑いながら聞いた。

「いや、ナンパされてから一度も遊んだことなくて。。あはっ♪」

「えーじゃあ不細工だったら嫌なんだけどー」

ハルカが口をとんがらせ言った。

「うーん。。不細工ではない。綾だって一応不細工には番号なんて教えないし♪」

「ならいいけど。。。。♪」

「いやーなんか緊張してきたぁ♪」

それから本日3度目のファーストフードで飲み物だけ頼み、相手が来るまで気合入れてみんなで化粧をした。

「てか、うちらこんな気合入れてんのバカだよねー♪」

私はマスカラを何度も塗りながら話した。

「いや、実花。。もしかしたら今日運命の相手に出会えるのかもしれないよ?だから手抜いちゃだめだよ♪」

綾ちゃんが笑いながら言った。

「運命かぁー私。。。恋したいな。。」

運命の相手が本当に今日居たらいいな。
そんな事を真剣に考えていた。。

「私は今日絶対運命の相手見つける♪」

そんな私の横で一番気合を入れて化粧しているハルカがいた。
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