人形達の踊り
アルーノ「な・・・」
と言いかけた瞬間俺は地面に叩きつけられていた
ジュリエッタ「8点」
そう呟くと、突然俺の首を絞めていた手が緩み、俺が銃を出そうとした瞬間、また投げられた。
ジュリエッタ「20点 皆困惑して反応出来ないんだけど、初めてね
冷静に銃を出した人間は
ま、仕事優先人間って所かしら
非情すぎるのも問題だけども、まあ良しとしましょう」
アルーノ「もしかしてジュリエッタって・・・」
ジュリエッタ「紹介が遅れたわね、特務課秘書兼裏の課長のジュリエッタよ」
アルーノ「課長を見張っているって・・・お目付け役って事か・・・」
ジュリエッタ「そういう事ね、ちなみに今回の仕事も全て嘘
つまりメンバー全員グルね
毎回新人が来ると、課長命令で試験をするの
個人能力の把握の為にね
まぁ能力見るなら普通のテストでも出来るんだけど・・・
現場の判断力を問うのは現場でしか出来ないって事で毎回この試験方法
全員で騙すっていうのは悪趣味だけどね
まぁ、毎回新人君は面白いように騙されていくわ
君もその一人」
アルーノ「じゃあ課長は・・・」
ジュリエッタ「今頃、上層部とお茶でも飲んでるんじゃないかしら」
アルーノ「糞ったれ!!」

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