人形達の踊り
ミシェル「あれ?生きてる・・・」
プーペ「先ほどあなたが言ったではありませんか
私達はこういう手段を好まない と」
ミシェル「じゃあ、さっきの銃声は・・・」
プーペ「外に私を狙っている者が居たので」
ミシェル「殺したの?」
プーペ「何度も言わせる気ですか?」
ミシェル「そうだったわね・・・」
ミシェルとプーペが外に出て見張りが居た場所に行くと
足を抑えて吐息を荒げている男が横たわっていた。
ミシェル「アレン!!」
プーペ「お知り合いですか?」
ミシェル「9課の同僚よ」
プーペ「なるほど」
アレン「一体どうなってんだ?!」
ミシェル「何であなたがここに?」
アレン「今回殺されたのは情報屋だからな
もしかしたらと思って、外から見張ってたんだが
そこにいる男がお前に銃を向けてたから・・・」
ミシェル「そう・・・ごめんなさい
でも何で一人で?」
アレン「皆は頭を冷やして、色々探ってる
で、この状況を説明してもらえるか?」
プーペ「それは、コード001によりお話する事は出来ません
今日見た事を他言すれば、それを聞いた人物が死ぬ事になります
良いですね?」
アレン「コード001って首相による完全秘匿命令じゃねぇか・・・
信用していいのか?この男は」
ミシェル「そうね、私を殺す事はないと思うわよ」
アレン「そうか まぁそうだな
俺を殺してねぇからな・・・」
プーペ「無駄な怪我をさせてしまって申し訳ありません」
アレン「おいあんた」
プーペ「何でしょう」
アレン「うちの大事な所員に何かあったら許さねぇぞ」
プーぺ「了解しました
ここに公安専門の救急を呼んでおきます」
アレン「ああ、すまんな」
プーペ「では、行きましょうか・・・」
ミシェル「分かったわ、アレンまた後で」
アレン「ああ」
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