人形達の踊り
ミシェル「それで?」
プーペ「それを聞いていると、あなたが潔癖なのと同時に
情報戦ではかなりの腕がある
という情報を得ました
それを首相に報告した後
とある命令を受けました」
ミシェル「まさか・・・」
プーペ「そうです
彼女をテストして
私達の組織に引き入れると・・・
その為に、あなたが首相官邸の監視カメラを見ている時に
私達の嘘の命令の映像を見せ
あなたの周りに張り付き
情報戦の分野を実践する機会を作りました」
ミシェル「全て仕組まれた事だったのね・・・」
プーペ「しかし、あなたの能力には驚かされました
まさかG計画まで行かれるとは思っていませんでしたよ」
セレス「まじかよ!?あそこまで覗かれたのか」
首相「おお、尚更君を9課に置いておく事は出来なくなったな」
ミシェル「・・・で、点数は?」
プーペ「満点、文句無しです」
首相「そうか・・・」
ミシェル「それはどうも・・・
それであなた達の組織って名称は?」
首相「今回君に入って貰うのは
新たに設立する課だ
私はもうすぐ任期が終わる
それまでに、何か私が動かせる機関を作っておきたくてね・・・
名称は公安特務課
表向きは公安の雑用をする事にしてあるが
本当の目的は公安で手に負えない案件をやってもらう
この世界を良くして守っていくのが
今回止むなく犠牲にしてしまった者達への
せめてもの手向けにしたい」
ミシェル「そうですか」
首相「引き受けてくれるかね?」
ミシェル「ここまでやっておいて、お聞きになるのですか?」
首相「個人の意思の尊重という奴だ」
ミシェル「そうですか」
首相「それでは君達4人に本日付で
公安特務課への移動を命ずる
この事はコード001とし
独立的に行動することを許可する」
4人「了解しました」



5話END
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