君だけのナイト
その夜綾芽はなかなか寝付けなかった


「眠れないわ、何か飲み物でも飲もうかしら。喉渇いたしね」


綾芽は食堂の方へ向かった


「あっどうされましたか?綾芽様」


望も同じく寝付けなかった


「ちょっと眠れなくて」
「偶然ですね。僕もですよ。ホットミルクでもお飲みになりますか?」

「おいしいの?」


望は嬉しそうに
「はい、すごくおいしいですよ」
「ならいただこうかしら」


綾芽は承諾した

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