君だけのナイト
次の日・


「今日は時計の時間がずれてなくてほっとしましたわ」
「よかったですね」


隣で微笑む男の子、永惟望。彼の笑顔で何度綾芽ドギマギしたか。彼自身は知らないだろ


「うっうん」


綾芽は思わず下を向いた


「あっ!見てください、雪ですよ」


ちなみに今は冬でもうすぐクリスマス


「えっ?」
「雪ですよ。初雪だ。綺麗ですね。」
「本当ね」


綾芽は思わずうっとりとした


「今年のクリスマス、ホワイトクリスマスだといいですね」

「そうね。」


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