君だけのナイト
そして。望は地面に座り込んだ


「ふぅ。疲れた。でも久しぶりに良い運動したな。あっ!そうだ!」


やっと正気に戻り綾芽の元へ駆け寄った


「うっ!」


綾芽は泣いている。


「どこか怪我をなさったんですか?大丈夫ですか?」



綾芽と望急接近中、綾芽は思わず望に抱きついた


「ありがとう!助けてくれて」


望の顔は真っ赤になった


「こっこれぐらい当然のことをしたまでですよ」


綾芽は傷口を見た。かなり出血があった


「私のせいよ」


もう号泣


「こんな傷へっちゃらです。だからもう泣かないでください」


望は優しい笑顔でそして優しく抱きしめた。


「ありがとう」


その時私は彼に恋をしました。

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