君だけのナイト
「すっすみませんあまりにもよく眠っていらしたから。それにまだ時間は」


望はきょとんとしていた


「何をのんびりしていますの?を見なさい」


人はそばにあったに目をやった。針は時分を指していた


「えっ!もうこんな時間!あれ、さっきまで時を指していたのに?」


望は自分の腕時計に目をやった。かなり遅れていた


「そんな古いを使っているから。狂うのよ、新しいを」


「・・」


実はその腕時計は離婚して家を出た実のお父さんからの大事なプレゼントだった


「あっごめんなさい」



綾芽はふとそのことを思い出した。


「とっとにかく学校に行きますわよ。遅刻しちゃうわ。」


「はい」
望は少々天然です


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