君だけのナイト

第4章

と立ち上がってままで言った。親友としてまったく恥ずかしい人だと綾芽は思った。現実確かにそうだったまわりのクラスメイトは皆ひいていた。望は綾芽達を見ながら少々苦笑いをしていた。雪乃はその望の姿を見て気になった


「どうしたの?」


望は雪乃の視線に気づき
「あっいや、なんでもないよ」


そう言いながらも視線は綾芽へ


「九条さん・・」
「えっ?」


いきなりどうしたの!?と思った



「あたり!こっち見て?私のこと避けてない?」


雪乃はかなり真剣だった


「そんなことないよ」


優しい笑顔で言った


「そうかしら?」


雪乃は少々落ち込んでいる。望は雪乃の様子を見て


「ごめんね」


望は真剣だった


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