君だけのナイト
「はぁ」


先ほどのことを思い出し思わず顔をあからめる


「九条さん」


雪乃が綾芽に話かけた


「何?久瀬さん?」
「望君知らない?」
「あぁさっき鮠瀬君に校内案内するって言っていましたよ」
(こんなにじっくり見たのはじめてだわ)
「そうありがとう」
(やっぱり久瀬さんって綺麗だわ)


そして・望が戻ってきた


「どうしたの?早かったわね」


綾芽はまたときめいた。


「一人で大丈夫だって」


望はかなり疲れているようだった

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