君だけのナイト

第5章

でも笑顔だった。そして・


「ねぇね、望君、放課後屋上に来てくれないかな?話したいことがあるの」


望はきょとんとして雪乃の方へ振り向きながら


「今じゃダメなの?」


と聞いた


「お願い」
「わかったよ」


笑顔で言った



(ふーん、ずいぶん積極的だな。このことあの女に話せばどう思うだろ、九条綾芽、永惟望。 お前らの事は全部おみとおしだぜ)

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