君だけのナイト
雪乃は今日、この日望に気持ちを伝えようとしていた最初は迷っていたけれど休み時間の時、廊下で望と会話をしたときに決意したのだった。ただ単に望に今の自分の気持ちを理解してほしかっただけなのであった。実は綾芽よりもずっと前から望のことが好きだったのだだから怖かったのだ
今言わないと、望がどこかに誰かのモノになってしまう気がしたから。

それが何よりも恐れていて怖いことだと思ったからだ


「ずっとあなたが好きだったの」


雪乃は恥ずかしさのあまり泣いてしまった


「・・」


望は突然の出来事なのでかなり驚いている。でも・・望は綾芽一筋なので彼女の気持ちを受け止めることはできないと思った。実はすごく鈍感な望であるが、雪乃の気持ちには薄々気付いていた
(僕は卑怯だ彼女の気持ちを理解していても。何も対応しようと努力をしなかった。)
望は目をそらした。そして再び彼女の方に目をやり。
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