君だけのナイト
綾芽は少し離れた


「ごっごめんなさい」
「ごめんなさい」


二人とも顔を真っ赤にした


「いいの、帰りましょう」


綾芽は笑顔だった。綾芽は望の両手を触った。すごく冷たい手だった。ちなみに綾芽は手袋をしていた。



「綾芽様の手、せっかく手袋をしているのに冷え切っている」



ふぅ。ふぅ。望は綾芽の両手に息をかけた

< 75 / 354 >

この作品をシェア

pagetop